2021-02-24 第204回国会 参議院 資源エネルギーに関する調査会 第3号
採掘の終わった鉱石は選鉱というプロセスに入りまして、鉱石の中から有用な鉱物を分離します。ここは、隣におられる所先生の専門分野と重なります。 そして最後に、有用鉱物を製錬所に送りまして金属を抽出いたします。製錬と呼ばれていますけれども、こちらは岡部先生の主に担当されている領域であります。 鉱物・エネルギー資源は非常に多様です。そこにある四つの大きな分野に分類いたしました。
採掘の終わった鉱石は選鉱というプロセスに入りまして、鉱石の中から有用な鉱物を分離します。ここは、隣におられる所先生の専門分野と重なります。 そして最後に、有用鉱物を製錬所に送りまして金属を抽出いたします。製錬と呼ばれていますけれども、こちらは岡部先生の主に担当されている領域であります。 鉱物・エネルギー資源は非常に多様です。そこにある四つの大きな分野に分類いたしました。
ただ、都市部に、濃縮された鉱石、僕たちは選鉱と呼びますけど、選鉱を、濃縮された鉱石を持ってきて、そこから金属を抜かなきゃいけない。抜くときに、抜いた後には結構濃縮された有害物が残っているんですね。それを捨てなきゃいけない。日本でそれを捨てようと思ったら、大変なコストと手間が掛かります。片や中国は、先ほどの包頭とか行きますと、もうほぼゼロコストで幾らでも捨てられるところがある。
私は、先ほど山冨先生からも御紹介いただきましたように、選鉱と呼ばれる、鉱石あるいは使用済みの製品から固体資源を分離濃縮する技術を研究開発しております。その立場から本日は発表させていただきたいと思います。(資料映写) 最初のスライドは、これも多くの方が既に御指摘されているかとは思いますけれども、これから先、金属の消費が大幅に伸びていくということが予想されているという一例です。
それを向こうで破砕して、浮遊選鉱ということをして、精鉱を作って、それをまた百六十キロパイプ流送して港湾設備に持ってくる、これをまた日本に運んで製錬をして銅を回収するという大変なことがやらなければいけないわけでございます。 じゃ、世界で、〇・四%じゃなくて一%の鉱石、昔の二十世紀の鉱石はないのか。それは、あることはあるんです。
これは、秋田県の花岡鉱山、松峰鉱山という鉱山にちょうどそういう選鉱の設備があったものですから、小さな部屋、このぐらいの部屋のところにパイロットのものを造ったわけで、本格的な操業になるとまた大きな選鉱場というのを建てる必要が出てきます。その場所がどこかというのは、もちろん全く決まっておりません。 ですので、鉱石を海面まで揚げてくる揚鉱とその以降のシステムは全然別のことになります。
○富田委員 経済性の評価についてちょっとお尋ねしたいんですが、資源量評価、採鉱・揚鉱技術、選鉱・製錬技術及び環境影響評価分野の調査、開発成果を踏まえて、第二期の最終評価として、平成二十九年度から三十年度に経済性の評価を行うというふうに計画には書かれております。
コストの軽減につきましては、採鉱・揚鉱、それから選鉱・製錬におきまして、より効率的、かつ、それから、確実な生産技術の確立が必要というふうに考えております。これらについて、引き続き技術開発を進めていく所存でございます。 今年度につきましては、これまでの取組結果を踏まえた総合評価を実施しまして、商業化のための課題の整理と解決策の検討を進めていくということにしている予定でございます。
一つ目は、海底から取れた鉱石の硬さが陸上と異なるということでありまして、これまでの選鉱のプロセスが使えないのではないかということが懸念をされていたところであります。有用金属が取れるのか、この課題についてどう取り組むのか、お伺いをしたいと思います。
海底熱水鉱床の選鉱・製錬プロセスにつきましては、三十年代後半以降の商業化を目指したプロジェクトに向けて技術の開発を進めているところでございまして、特にその中では経済性の確保、すなわち効率性の向上、これが課題でございます。 選鉱プロセスにおける不用鉱物の効率的な除去につきましては、近年、この海底熱水鉱床のみならず、陸上の既存の鉱山においても重要な課題となっているところでございます。
このため、既存の陸上用の選鉱プロセス、これはベースになりますけれども、そのままでは海底熱水鉱床の鉱石に適用できないという問題、課題がございます。 この課題に対応するために、資源エネルギー庁といたしましては、平成二十七年度以降、選鉱試験を継続的に実施しておりまして、平成二十九年度には、海底熱水鉱床から引き揚げた実際の鉱石から亜鉛、鉛を選鉱することに成功しているところでございます。
それから、選鉱、製錬、これは余り話題には上らないんですけれども、JOGMECさんが非常に綿密な調査をして、今パイロットプラントができております。 それで、あと重要な政治的な課題としては、事業への投資、それから、芳川先生もおっしゃいました環境影響評価、そういうふうなもの全てやっぱり政策的に主導していただければいいのではないかというふうに思います。 次に、探査のことについてお話しいたします。
さらに、次のスライドでお見せする粒径選鉱というのを使うと、五〇〇〇ppmから更に倍の一万ppmにレアアースの濃度を上げられそうだということが分かってまいりました。それから、この経済性評価には最も価格が高い高価なスカンジウムを入れていなかったんですが、スカンジウムを加えると更に経済性が上がって、これは高収益で回収できるのではないかと考えております。
選鉱、製錬側。
それから、海底資源開発、これも力入れていますけれども、もう陸上が駄目だったから海でやるんじゃないのということでやっていますけれども、いきなり採掘とか選鉱とか、技術を一歩一歩確かめずに飛んじゃっていると。それが海底資源開発。まあなかなかうまくいかないでしょうね。これはメタンハイドレートも入ります。それからリサイクル強化と。 資源開発における日本の特徴というのは、欧米企業の傘に入っていると。
一般的に、鉱石の処理は、まずは採掘した鉱石を細かく砕いた上で有用物質を分離する選鉱を行いまして、次に、その選鉱で得ました有用物質を熱で溶かして金属を取り出した上で、電気分解などによって金属の純度を一〇〇%近くまで高めていくいわゆる製錬ということを行うことになります。 二十九年度に予定しておりますパイロット試験で引き揚げた鉱石につきましては、この選鉱試験と製錬の試験を行うこととしてございます。
○大塚耕平君 せんだって北九州、福岡に行ったときに、これは会社の名前申し上げてもいいと思うんですが、日本磁力選鉱株式会社という、いわゆる都市鉱山ですね、携帯電話とかテレビの基板とか、そういうものを集めて、実に見事にそこから貴重な資源を自動的に選別をすることを行っておられました。
あわせて、軽水炉の燃料として手に入れるためのウラン選鉱過程で出てくるレアメタルにしてもその他にしても、やがて枯渇するんです。
花岡鉱業の方では、私、鉱山における選鉱技術を活用して有害物質で汚染された土壌を浄化する、そういう技術も見てまいりました。このように、我が国には世界に誇るすぐれたリサイクルの技術があるわけでございます。 有害物質を含む廃棄物につきましては、外国に持ち出すのではなくて、むしろ外国から我が国が引き受けて、すぐれた技術によって環境汚染を起こさずに資源回収を進めていくべきと考えます。
○松本政府参考人 秋田県の大館市の花岡鉱業松峰選鉱場というところで汚染土壌の洗浄事業を行ってもらったわけでございますけれども、それは、鉱山選鉱技術という技術を応用いたしまして、重金属で汚染された土壌を浄化土壌、きれいな土と、重金属を濃縮した土壌に分離をしていく、こういう技術でございます。
○齊藤政府委員 鉱山のすぐれた技術、ノウハウや選鉱、製錬、坑廃水処理設備を利用した金属等未利用資源のリサイクルを図るということから、リサイクル・マイン・パーク構想というのを議論していることは先生今御指摘のとおりでございます。特に、平成七年度政府予算案におきましては、リサイクル・マイン・パーク事業の調査委託費といたしまして、約四千万円を要求しているところでございます。
○畠山分科員 先ほども申し上げましたように、鉱山の蓄積として、探鉱技術あるいは採鉱技術、それから選鉱技術あるいは製錬技術等々大変なノウハウを持っておるわけでありますから、この技術を死なすことなしに、これからもひとつ大いに 活用していただくために、代替産業としての機能を果たしていただけますように、特段のひとつ御支援を賜りますように重ねてお願いを申し上げたいと存じます。
それから選鉱、鉱石を選ぶという技術も世界に但した技術じゃないだろうかというふうに思っております。 こういうすばらしい技術を持っておるわけでありますし、これをまたさらに発展をさせていかなければいけないという使命があろうかと思っております。単に国内のためだけでなしに、このすぐれた技術を国際貢献という立場から生かしていかなければいけないという使命もあるのではないだろうかというふうに考えます。
核原料物質の探鉱、採鉱、選鉱等々。それからこれらの附帯業務等々ございますけれども、そういう一連の業務を行う特殊法人ということでございます。
具体的に申しますというと、まず、関係省庁と先ほど来御検討いただいているような協力をいたしまして、そして工場それから処分の場あるいは周辺の地形、水利等の自然的条件、あるいはまた工場、処分場における放射性物質の正確な分布、化学的性質、さらにまた鉱石の選鉱の状況、こういう諸問題につきまして多様な調査を実施しなければならないという考えのもとにスタートを切って、今やっておるわけでございます。
例えば具体的には、先ほど申し上げました関係省庁と協力いたしまして、工場や処分場の地形とか水利等の自然的条件の精査、正確な濃度、量、価格形態、それから鉱物でございますので、実際にどういう状況で選鉱されて持ってこられたかなどなどについていろいろ多面的に検討する必要がございまして、非常に恐縮でございますが、きょうこの場で期間についてはっきり申し上げることはできませんが、まだ大分時間がかかると思っております
核原料物質の探鉱と採鉱及び選鉱しかないじゃないですか。何でその金、銀、銅とかあるいはタングステンとか珪石とか長石とか硫化鉄を掘らなきゃならぬのですか。あなたのところは業務違反をやっておるということになるんじゃないですか。どうです。
○野坂委員 それでは局長さん、坑口から穴をあけて鉱脈にぶつかった、ウラン鉱石を取ってきた、そこでこれは選鉱しておるわけです。そして人形峠の工場の中に入れる。そこでは濃度の低いものは選鉱の中で捨てていく。これは産業廃棄物ではなしに放射性廃棄物ですということになりますね。そうすると、残ったところではたくさんの放射線が出ておるというのが今までやって問題になってきた。
こういう観点から、例えば昭和五十九年度から、タイとの間でスズの選鉱をいたしました後に 残りました廃滓からレアメタル資源を回収し有効活用するといった技術につきまして共同の研究開発を進めているところでございます。今後ともこうした分野での種といいますか、シーズを積極的に拾い上げまして推進をしていくことが必要不可欠であろうと思っているところでございます。